浮気が分かっても、離婚するかどうかをすぐ決められないことがあります。相手への気持ちと、住まい・お金・子どもの生活は、別々に整理できます。今日決めることと、情報を集めてから考えることを分けましょう。

最初に確認するのは、今の安全と生活
脅しや暴力などの危険がある場合は、関係を続けるかの話し合いよりも安全確保と支援への相談を優先します。安全に関する問題がなくても、睡眠や仕事、家計への負担が大きいなら、距離や支援の取り方を考えてかまいません。
今は同居を続けることと、相手を許すことは同じではありません。離婚を検討することも、直ちに手続きを始めるという意味ではありません。選択肢を知ってから判断することができます。
生活の見通しを同じ項目で比べる
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| お金 | 自分の収入、固定費、預貯金、当面の支払い |
| 住まい | 今の住居の契約、別の住まいの候補と費用 |
| 仕事 | 勤務時間、通勤、育児との調整 |
| 子ども | 学校や保育、送迎、日常の世話 |
| 支援 | 相談できる人、公的窓口、法律相談 |
不明な金額は予想と明記し、請求書など確認できる資料から埋めます。慰謝料や支援金など、受け取れるか・金額が未定のものを確実な収入として計算しないでください。
法律相談では、結論が出ていなくても事情を伝える
「離婚したいか未定」「別居した場合の費用を知りたい」のように、現在の希望を伝えます。婚姻費用、財産、子どもに関する取り決め、手続きの見通しは、事情を確認したうえで相談する事項です。SNSの体験談の結果を、そのまま自分にも当てはめないでください。
法テラスの無料法律相談・費用立替制度は利用条件があります。対象や必要資料を確認してください。別居を考えている場合は別居前の生活整理、続ける場合は再構築で迷うときも参考になります。

「子どものために離婚しない」と決める前に
子どものために生活を守りたい気持ちと、自分が今の関係を続けられるかは、両方とも考えてよいことです。同居する場合と離れる場合について、住まい、学校、世話をする人、家計、家庭内の安全を並べます。離婚する・しないのどちらかを、すべての家庭に当てはめないでください。
子どもに決定を委ねたり、「あなたのために我慢している」と責任を負わせたりしないことも大切です。夫婦間の対立や不貞の詳細の説明と、子どもの希望を聞くことは分けます。親だけで判断が難しい部分は、子どもの相談窓口や法律相談へつなげられます。
離婚したいけれど、お金がなくて動けない
まず、住居費、毎月の生活費、子どもに必要な費用、自分の収入と手元の資金を書き出します。慰謝料を受け取れると決まっていない段階で、その金額を生活費に組み込まないでください。調査費を払う前に、生活の見通しを相談することもできます。
法テラスの民事法律扶助には、収入・資産等の条件に応じた無料法律相談や弁護士等費用の立替制度があります。誰でも無料になる制度でも、探偵費用を一般に負担する制度でもありません。自分が対象か、返済を含む条件はどうなるかを窓口で確認してください。
調査の相談を検討している方へ
行動の調査を検討する場合は、相談・見積もりの料金、調べられる範囲、結果が得られない場合の費用を事業者へ確認してください。話を聞いた後に、契約を見送ることも選択肢です。





