浮気調査にいくら用意するかは、金額だけでは決められません。調査の時間や人数、移動、報告内容によって見積もりは変わります。最初に生活に必要なお金を分け、そのうえで支払える上限と確かめたいことを整理します。

調査費用の見積もりを電卓で確かめる様子

予算は「基本料金」ではなく支払総額で考える

見積もりでは、表示された料金の単位を確認してください。1時間あたりなのか、調査員1人あたりなのか、複数人のチーム料金なのかによって計算が変わります。最低契約時間やパックの条件も確認します。

項目 質問すること
調査費 人数・時間・日数、最低契約の条件
経費 交通費、宿泊費、車両費などの範囲
報告 報告書・画像等の納品費用
延長 単価、連絡方法、承認しない場合の終了時刻
変更・解約 期限、発生する費用、返金条件

同じ予算でも契約内容は会社ごとに違います。「この金額なら必ずここまで調べられる」という一律の基準ではなく、同じ希望を伝えた見積もりを比較してください。

成功報酬なら、何を「成功」とするかを確認する

成功という言葉が、依頼者の期待する結果と一致しているとは限りません。対象者の行動確認で成立するのか、不貞に関する資料の取得が条件なのかなど、契約上の定義を確かめます。着手金や経費が別に必要かも確認してください。

撮影できない、対象者が動かない、途中で見失う場合などに、どの料金が発生し、何が報告されるかを聞きます。結果に納得できないことと、契約上の返金条件を満たすことも分けて考える必要があります。

生活費や回収できるか未定のお金を前提にしない

将来の慰謝料や費用の回収を当てにして、払える額を超えた契約をしないでください。法的な請求の見通しは弁護士へ、調査の見積もりは事業者へと分けて確認します。分割払いの場合も、月額だけでなく総額と条件を見ます。

予算内に収まらないときは、範囲を狭める、依頼を保留する、今ある資料で法律相談を先にする選択があります。相談後に断る方法や結果が得られなかった場合の確認も、契約前に読んでおくと判断を整理できます。

複数の探偵社の見積もりを比較する様子

延長を断るために、契約前に決めること

延長を認めるか判断できるよう、終了時刻、追加の時間単価、累計の上限、承認方法を先に決めます。契約上の取決めがある場合はその内容も確認し、「連絡がつかなければ終了する」「この上限を超える場合は改めて承認を取る」など、対応を具体的に書面に残します。

延長の提案を受けたときは、追加時間だけでなく、税込の累計見込みを聞いてください。「今断ったら、これまで払った分が無駄になる」という気持ちと、これからの費用は分けます。終了後に何が報告されるかも確認して判断します。

追加調査を決める前に分けたい3つのこと

追加調査を考えるときは、これまで支払った額、これから支払う額、新しく確認したいことを別々に並べます。前回と同じ調査を繰り返すのか、日時や目的を変えるのかで、判断に必要な説明も違います。既に払った費用を取り戻すためだけに追加するのは避けてください。

提案された計画について、必要な日数、空振りの場合の費用、途中で終了できる条件を確認します。予算を超える場合は、依頼範囲を狭める案、依頼を保留する案も比較します。資料を法的手続きに使う目的なら、先に弁護士へ不足する情報を確認する選択があります。

調査の相談を検討している方へ

行動の調査を検討する場合は、相談・見積もりの料金、調べられる範囲、結果が得られない場合の費用を事業者へ確認してください。話を聞いた後に、契約を見送ることも選択肢です。